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title: コトに向かうコードレビュー
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created_time: 2024-11-07T08:30:00.000Z
last_edited_time: 2025-06-11T08:33:00.000Z
category: Idea
tags:
  - コードレビュー
  - チーム
published: true
locale: ja
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他人や自分など「ヒト」ではなく「コト」に向かうコードレビューについて考えてみる。

参考:「コトに向かう」について => [DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」がいい話だった｜narumi](https://note.com/narumi/n/n1aeb76bbbe4e)

（本来の「コトに向かう」話とそれほど親和性のある話ではない気はしつつも、響きがいいので借用しています）

## このコードは良くないなと思ったとき

- **「ヒト」に向かうコードレビュー**
  - 「なんであなたはこんなコードを書いたの？」
  - 原因の中心を個人のスキル不足に置く見方
  - **わかっていないあなた vs わかっている私たち** の構図になる
- **「コト」に向かうコードレビュー**
  - 「なんでわれわれのコードベースはこんなコードが書けてしまうんだ？」
  - 原因の中心を環境（コードベース）のサポート不足に置く見方
  - [**問題 vs 私たち**](https://scrapbox.io/june29/%E5%95%8F%E9%A1%8C_vs_%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1) の構図になる

## コードレビューが「ヒト」に向かわないために

### レビュイーができること

- **全力を尽くす**
  - コードレビューは頭と時間を使う大変な仕事
  - 大変な仕事を自分のためにやってくれる同僚の時間を、せめて有意義にできることは全部やる
    - やる気の感じられない手抜きのコードに真剣に向き合うほどレビュアーも暇ではない
  - 見直したらすぐ気づくようなミスを残さない
  - 今の自分が出せる最高傑作だと思えるまでリファクタリングする
- **成長（変化）を見せる**
  - 指摘されたことはただ直すだけじゃなく、理由を理解する
    - 同じことを繰り返さないよう、本やドキュメントを調べるなどして勉強する
    - それでもわからなかったらメンバーに聞いて教えてもらう
    - 前回からの成長が感じられれば、レビュアーの苦労が報われる
- レビューしやすく工夫する
  - レビュアーも疲れてイライラしていると「ヒト」に向かいやすいので、レビューしやすいプルリクエストにする
  - 粒度を小さくするとか
  - タイトルで意図を明確にするとか
  - 調べればいろんなノウハウは出てくるので、これも全力を尽くす

### レビュアーができること

- 全力を尽くしていることを疑わない
  - ハンロンの剃刀
- 「確かにこういうコードも書けうるな」と考えてみる
  - 「確かに、真似してほしくなかったが似たようなコードがすでにあるな」とか
  - 「確かに、既存のコードの再利用性が低くて自前で書きたくなるな」とか
  - 発生しうることは発生する（マーフィーの法則）
    - 起きてほしくないことは、起こりえないようにするしか防ぐ方法はない
    - 先を見通して先手を打つのは、先が見えている人の役目
    - そのためのアーキテクチャ、設計、制約

https://x.com/laco2net/status/1207205575802490880

この記事はClassiの社内ブログに書いたものの転記です。